みなさまこんにちは。 教育コンサルタントの吉田です。 今回のコラムでは、4つの教育的アプローチについてお伝えします。 これは、私が学習カウンセリングを行う際に使う 思考のフレームです。 どのようなアプローチから入れば結果がでるのか。 これを考えたときに、大きく4つに別れます。 その1つ目が、この【動機付け】です。 どんなに素晴らしい、教え方が上手い先生がついても、 どんなに実績がある先生が教えても、 どんなに最高の戦略を組んだとしても、 結果に結び付かない場合があります。 そういう場合、この動機付けに問題があります。 簡単な言葉にすると、『やる気の問題』 というものですね。 私が、担当したとしても、 一番難しい点です。 やる気を出すということ。 そして、『やる気』と言っても、 非常に抽象的な表現で、なかなかイメージしにくいものです。 『やる気』とは何なのか。 これを明確にしていない保護者の方も、 先生も非常に多いです。 とりあえず、『やる気がない』という風に言ってしまいます。 私自身は、『やる気=内発的動機付け』と定義しています。 内発的動機付けとは、それをやること自体が楽しみであり、 喜びであり、やりたくてやりたくて仕方ない状態にあることです。 これが勉強となると、非常に難しいのは、 ほとんどの日本人で自分を考えてみれば、わかるかと思います。 この内発的動機付け。 これを構築していくこと。これが重要なのです。 どのようにすれば、勉強において、 この内発的動機付けが促せるのか。 1つ、お伝えしておきたいのは、 『やる気にスイッチはない』ということです。 内発的動機付け。これを生み出すには、 ある3つの要素が必要になってきます。 その3つの要素は、また別のコラムでお伝えします。